大好きだったアイドルが退所しました

2019年5月27日は今後、忘れません。「退所」を突きつけられた日。何が正しいのかわからず、その日を待つしかできなくて、もどかしかったのに、いざこの日を迎えたら何も言葉は出ませんでした。

ただ寂しい、悲しいだけだったらそれを言葉にすることはできたかもしれないけど、今回の件はそれだけではありませんでした。あんなに好きだったアイドルにこんなに一瞬で憤りを感じたことはないです。「戻ってきてほしい」と素直に思えない。つい最近まで狂ったようにかわいいと言っていたアイドルなのに不思議。

彼は誰からも「優しい」と言われ、愛される人だったと思います。緊張しいでカメラが回ってるときは動きがぎこちなかったり、雑誌のインタビューのときは口数が減ったり、ロックな曲調やオラついた空気にいまいち馴染めなかったりと、不器用なところがすごくかわいらしいのが印象的でした。誰からも愛される「優しい」彼がアイドルとしてすごく好きでした。彼が出演していたとあるコンサートを見に行ったとき、私に気づいてくれた彼が大好きなキラキラの笑顔で何度も手を振ってくれました。自分のファンがいる場所をしっかり覚えてくれていて、満遍なくファンサをしてあげていて、優しい彼らしいなと思いました。

そんな彼だったからこそ憤りを感じました。出回っていた情報が事実であるとしたら法に触れることをしたこと、それ以前に彼がそういう話題の渦中にいたことがすごく腹立たしかったし、ショックだったし、信じたくなかった。こんなに後味の悪すぎる退所を押し付けられたくなかった。今まで彼の人柄が好きだった自分をいっきに否定されたようなそんな気持ちでした。いろんなツイートを見たけど憤りを表に出してる人はいないような気がして、言わないでおこうと思いました。でも言いたかった(おしゃべりがゆえ)。

私はただのオタクだからあんまりえらそうなことは言えないけど自分がいた環境をしっかり理解していてほしかった。彼は絶対そういうことはしない、そういう場には縁がないと勝手に偏見を持っていた私がバカみたいです。いくらオタク側から「あなたは未成年のアイドルだからね?」と注意喚起をしても届かないことが悔しすぎて、結局最後はアイドルたちの意志なんだなあと。「ファンのみなさんのおかげで」と口にする以上、今回のような情報が出回るような勘違いされるような場所に行くことは控えてほしい。めっちゃ上から目線になってしまったけど。わかってるつもりではダメなこと、自分はやらないと思い込んでること、やってしまってからでは手遅れであること、自分ひとりの問題ではないこと、周りに多大な迷惑がかかること、組織や社会からはみ出ること。彼がいたグループのメンバーだけではなくて、はたちを迎えていないアイドル全員に伝わってほしい。

だからなんだよってことをただつらつら叫んだだけのブログになってしまったけど、言いたいことは言えたので終わりにします。

ほんとはめっちゃ寂しいよ。